知れば納得の家電の歴史、リサイクルのことなどいろいろ


生活における必需品 家電製品

現在、家電製品は携帯やスマホと同様生活するうえで欠かせない存在になっています。のどが渇いたら、冷蔵庫から冷たい飲み物を出して飲む。洋服が汚れたら、洗濯機へポイ。冷めたご飯はレンジでチン。道が分からなくなったらナビで検索。ファッション気分でスキンシールでお洒落に。…本当に便利な世の中になりましたね。そんな家電製品のこと、あなたはどのくらい知っていますか?このサイトでは、家電製品の歴史や選び方を紹介しています。

 「家電製品」と一口で言っても、種類はとても豊富です。さすがにすべての家電製品について語るのは大変なので、どの家庭にも1台はあるだろうと思われる、「冷蔵庫・炊飯器・テレビ・洗濯機・掃除機・電子レンジ」について比較検討しつつ家電について語っていきたいと思います。

〜家電製品の歴史〜

冷蔵庫

 昔、家電製品が全くなかった頃、それこそ冷蔵庫すらなかった頃は、涼しい山の穴倉や倉庫のような部屋(氷室と呼ばれていた)に、おがくずやわらで包んだ雪や氷を入れて、保存していたんです。冬の間に、たくさんの雪や氷を集めたり、夏は高い山に登り残っている雪や氷を運んだりと、とても大変だったそうです。
 家電製品・冷蔵庫の国産化第1号は1930年に東芝の前身である芝浦製作所によって開発され、1933年に発売されました。しかしとても高価なため、一般家庭にはほとんど普及しませんでした。一般家庭では、上部に氷を補給することによって物を冷やす冷蔵庫が主流でした。

 1970年代には、冷蔵庫は当たり前の存在になりました。冷凍庫と合体し、冷凍冷蔵庫と呼ばれるようになり、冷凍食品の普及とあいまって急速に普及していきました。

 1980年代、各社は他社の製品との差別化を図るようになり、野菜室や製氷機、チルド室などを備えたり、脱臭装置、急速冷凍など、さまざまな機能を持った冷蔵庫が誕生してきました。


 2000年代に入ると、断熱材の進歩により冷蔵庫の壁を薄くすることが可能になり、従来のものよりもコンパクトながら、大容量を確保したタイプが登場しました。従来の片開きのドアだけではなく、観音開きや両開きのドアが登場し、ただ物を冷やすだけではなく、使い勝手の良さやデザイン性も向上してきました。この進化の積み重ねが今の荷電し製品のトップランカー、冷蔵庫を誕生させたのです。

炊飯器

 家庭用の家電製品として次に思うつくのはやはり炊飯器でしょう。初期の開発中のものは、単にヒーターで加熱し一定温度になると切れる、といういたってシンプルな構造のものでした。

だが、この方式では外気温の影響を受けやすい(しかも日本では四季により寒暖の差が激しい)ことから、米が生煮えになることが多く、未完成品でした。各メーカーは失敗続きのまま、試行錯誤を繰り返したのです。

 最初に実用的な家電の炊飯器を発明したのは、東京の町工場である「光伸社」でした。釜を三重化する方法を採用することで、実用的な炊飯が可能になったのです。

 1955年に自動式電気釜が製品化され、いったんタイマーをかけておけば、夜眠っている間に炊飯され、朝起きたら炊き上がっているようになった。これにより電気釜は大ヒット商品となりました。

しかし、この当時の炊飯器は保温機能を備えておらず、最後におひつに移す作業が必要でしたし、すぐに冷めてしまっていました。  1965年、象印マホービンが保温機能を備えた、電子ジャーを発売。年間200万個を売る大ヒット商品となりました。

その後、三菱電機が1967年に保温機能を備えた家電製品、炊飯器を発売しました。これにより、従来行っていた、洗米から水張り、火加減を行って、最後におひつに移すという作業が軽減され、日本の家庭の必需品となりました。1960年代にはタイマー機能もつきました。

 1990年代になると、中国で安価な炊飯器が大量生産され、日本を含む各国に輸出されるようになったため、日本のメーカーは商品の機能を増やす(炊き加減が選べる)など、付加価値を付けることで対抗しました。

 2000年代になると、内釜に金属以外の素材を使用し、遠赤外線の作用などによって、ご飯の風味が良くなることを特徴とした高級な家電製品が出現し始めた。
テレビ
 テレビは、たくさんの人が研究と実験を重ねて今の形になりました。1897年、ドイツの発明家ブラウンによって、ブラウン管が発明されました。それから、1925年にイギリスのベアードという人が、円盤を使ったテレビを発明しました。
そして1930年に、日本の高柳健次郎という人が円盤とブラウン管を合わせた実験に成功し、テレビはさらに進歩しました。日本で本格的なテレビ放送が始められたのは、1953年になってからでした。しかし、その頃のテレビはとても値段が高く、簡単には買えませんでした。そのためテレビのある家には、親戚や近所の人がたくさん集まって、みんなで一緒に見ていました。

 1958年、東京タワーが完成、運用開始。1960年ごろには、カラーテレビが普及し、テレビを見ることはごく普通の生活になっていきました。  その後、大きな箱型だったテレビは、薄型や液晶など、どんどん開発されてきました。伝送方式もアナログ放送からデジタル放送へ変わり、画質も格段にUPしました。

洗濯機

 昔の人は、洗濯物をたらいと洗濯板を使い手で洗っていました。しゃがんで力を入れて洗わなくてはいけないし、冬には手が凍えて、ひどく手が荒れてしまったりと、家電製品 洗濯はとても重労働でした。家電製品に頼っている今では考えられないですよね。

 1930年、日本で始めて洗濯機が作られました。その頃はまだ値段が高く、一般の家庭に広まることはありませんでした。洗濯機の上部に2本のローラーがついていて、洗濯物をはさんでハンドルを回すと脱水できる仕組みになっていました。このローラー式の脱水機は、その後、遠心力による脱水機が登場するまで、約30年間も使われていました。

 1953年には、渦巻き式の洗濯機の元になった、噴流式の洗濯機が発売され、洗濯機を使う家庭がどんどん増えていきました。そして1968年には、全自動式の洗濯機が登場して、洗濯がより一層楽になりました。

 現在では、汚れを落とすだけではなく、洗濯物をいためない工夫や、洗剤と水を減らす工夫、乾燥機機能付きなどが考えられ、さまざまな種類の家電製品 洗濯機が登場している。

掃除機

 1931年に、東芝の前身である芝浦製作所が、国産第1号の掃除機を発売しました。価格は、110円で当時の大卒初任給の約2か月分に当たり、とても高価な家電でした。しかも当時の日本家屋は畳・板間が中心だったので、あまり普及しませんでした。

 家電製品、電気掃除機の本格的な普及は、1960年代の団地ブームで、洋室が増えるにしたがって、一般家庭に普及し始めました。

 現在では、通常の床移動型だけではなく、ホウキ型タイプや、ハンディーなどさまざまな種類の掃除機が登場しました。しかも、軽くて使いやすい上に、ゴミだけではなく、花粉もきれいに除去できるタイプなども開発されています。
電子レンジ
 日本で初めて家電製品、用電子レンジが作られたのは、1965年でした。最初は高くて、とても買える値段ではありませんでした。しかも、仕組みがよく分からず、あまり人気は出ませんでした。

 しかし、高度経済成長で暮らしが豊かになる反面、家族そろっての食事が少なくなり、一人一人での食事が多くなったことで、ボタン一つで料理を温めることができる、電子レンジは徐々に普及していきました。  次第に電子レンジは、多くのものがオーブンレンジと呼ばれるようになります。

電子レンジとオーブンを組み合わせ、温めるだけではなく、焼くこともできるように開発されました。  さらに現在では、省エネを考えたレンジや、スチームを利用して温めるレンジなど、さまざまなレンジが開発されています。 家電製品とともに、ソファやテーブル、カーテンなどの家具にもこだわりたいですね。
空気清浄機
近年、人気が高く各家庭にひとつはあるのが空気清浄機です。特に小さな子供がいる家庭や喘息やアレルギーなどを抱えた方に空気清浄機は人気が高いようです。ホコリだけでなく花粉を取り除く機能や加湿器能を備えたものも多いので、花粉症の方や乾燥が気になる方にもおすすめです。

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Last update:2022/3/3